過去に開催した個展
和歌山城ホールでの展覧会
和歌山城ホールにて個展「河童画巻展」を開催し、書籍「河童画巻」(芸術新聞社刊)所収の作品とその後の河童の水墨画作品 合計80点を展示しました。あいにくの雨模様でしたが、400人を超える皆様の来場をみました。どしゃ降りも河童たちには恵みの雨のようです。この展覧会では、次のような感想が寄せられました。
「プロローグから闘病生活を送られながらの個展なのかと想像して入りましたら、ユーモラスで洒落た世界と、私には理解できない李白などの漢詩の世界を自由に行き来されていて、自由などこにもない発想と洒脱な河童さんの世界にぐっとひきこまれました。お話も楽しく幸せな時間を過ごせまして、感謝致します。また、色々学んでいきたいと思っておりますので、どうぞまた宜しくお願い致します。ご本も楽しみにしております。」
「10年前に『白雲深處』の龍にであって、大好きになりました!京都の個展で再会、今日又再再会。とても幸せです!すばらしい作品の数々に感動しています。次回も楽しみにしています。」
兵庫県民ギャラリーでの展覧会
兵庫県民アートギャラリーにて個展「河童画巻展」を開催し、約200人の来場をみました。この展覧会では、次のような感想が寄せられ、展覧会終了後しばらく経ってから、書籍「河童画巻」を送ってほしいというお葉書もいただきました。
「河童が好きなので、本当に来れて良かったです。一つ一つの河童たちの表情が愛くるしくて素敵でした。筆の運びもなめらか、かつ、表現力豊かで気持ちよかったです。『河童画巻』通っている大学にあるということで、借りてじっくり読もうと思います!」
「脚下無鯰の絵がとても気に入りました。言葉で遊び、墨で遊ぶ河童たちのユーモラスなところが好きです。山の火とPoemも情景が浮かび、音が聞こえるようでした。河童をめぐる旅は、まだまだ続きます。」
岸和田市立図書館での展示と講演会
岸和田市立図書館企画展として、ガラス展示コーナーに河童の水墨画等50点を7月30日まで展示していただきました。展示期間中、私は図書館にはおりませんでしたが、 「この河童の水墨画には、言葉では表せないけど何か魅力があって見入ってしまうところがあった。河童と龍の絵の龍の表情が好き。心が和むというか、見ているとほほえましくなる。」 「獨坐観心は、鳥獣戯画を思い出させ、如何進歩は、宮本武蔵の『枯れ木にもず』の木を感じました。鍛えられた線なのに優しさと博学を感じさせて、心を魅了されました。今後の御活躍をお祈りします。」といった感想を頂きました。
また、7月23日(日)には、この企画展に関する講演会を図書館本館で開催し、講演会後には、次のような感想が寄せられました。
「心いやされました。ありがとうございました。余白や遊び心を大事に、自分に正直にゆっくりと生きていきたいと、あらためて振り返らせていただきました。かわいくてほっこりする河童の画、いいですね!」
「作品の説明だけでなく、様々な文学作品や漢詩のお話を聞けて大変楽しかったです。入り口は出口、一水四見、十牛図の話・・・色々な視点を持つこと、心のありようについて。もう一度、辰馬先生の本を読みながら考えたいと思います。」
京都みやこめっせ展覧会
京都市勧業館「みやこめっせ」の美術工芸ギャラリーにて、個展「河童画巻展」を開催し、約700人の来場をみました。親子で来られた方からは、
「息子が赤ちゃんの頃つかんで離さなかったぬいぐるみの河童。ようかい? おそろしい? 家族同様に10数年暮らしているので 河童そのものに愛着がわき、今日もおじゃましました。やっぱり河童はかわいくてひょうきんで私の心を和ませてくれました。水の中にいる河童が気持ちよさそうで大好きです。」(お母さん)
「ぼくは、かっぱが好きだからここにきました。なぜ好きかというと、赤ちゃんのころから大事にしているぬいぐるみがかっぱだからです。りゅうとかかっぱの絵は、2人とも違う世界の生き物だから仲がいいのかと考えました。かっぱのやんちゃさとりゅうのおちつきがよかったです。」(息子さん)という感想をいただきました。