上方の漢詩は、権徳輿さんの「獨酌」です。
独酌復独酌 独酌、また独酌
満盞流霞色 盞に満つは、流霞の色
身外皆虚名 身外は、皆虚名
酒中有全徳 酒中に全徳有り
対此情何極 此に対して情、何ぞ極まらん
空の酒瓶のラベルには、それぞれに「呑酒之十徳」を書き入れました。
呑一合 舌先打鼓 呑二合 咽喉鳴笛
呑三合 胸打太鼓 呑四合 臍君大笑
呑五合 紅唇唄歌 呑六合 心充煩悶
呑七合 全身愉躍 呑八合 壮絶快絶
呑九合 豪傑眼中 呑一升 天下無敵
