蝸牛独歩

2022年 - H1200×W340

かたつむりの歩みは、遅くとも、決して、転ぶことも、後ずさりすることもありません。そんなかたつむりに河童を乗せてみました。葉っぱにある詩は、まばたきで意思を伝えた水野源三さんの「生きる」です。

神様の 大きな御手の中で

かたつむりは かたつむりらしく歩み

蛍草は 蛍草らしく咲き

雨蛙は 雨蛙らしく鳴き

神様の大きな御手の中で

私は 私らしく 生きる