上方の言葉は、朱熹さんの「訓学斎規・読書写文字」から引用しました。
古人云 讀書千遍 其義自見 謂讀得熟 則不解説 自曉其義也
余嘗謂讀書有三到 謂心到 眼到 口到 心不在此 則眼不看子細
古人は、読書を千回すれば、その意味は、おのずからわかると言いました。
熟読すれば、解説しなくても、おのずから、その意味はあきらかです。
私は、以前に読書に三到があると言いました。
心が到る、目が到る、口が到るということです。
心がここになければ、目は細かいところが見えません。