月下独酌

2024年 - H1090×W330

月の周りの漢詩は、李白さんの「月下獨酌」です。

花間一壷酒 獨酌無相親 擧杯邀明月 對影成三人 月既不解飲 影徒随我身 暫伴月将影 行楽須及春 我歌月徘徊 我舞影零亂 醒時同交歡 醉後各分散 永結無情遊 相期遥雲漢

花間一壷の酒 獨酌 相親しむ無し

杯を擧げて明月を迎え 影に対して 三人と成す

月 既に飲を解せず 影 徒に我身に随う

暫く月と影とを伴うて 行楽須らく春に及ぶべし

我歌えば 月 徘徊し 我舞えば 影 零亂

醒時 同じく交歡し 醉後 各 分散す

永く無情の遊を結び 相期して雲漢遥かなり