瓢箪から現れた寒山と拾得を描いてみました。 瓢箪に書かれた漢詩は、寒山の一首です
粤自居寒山 曾經幾萬載
任運遯林泉 棲遅觀自在
巖中人不到 白雲常愛逮
細草作臥褥 青天爲被蓋
快活枕石頭 天地任変改
寒山に居てより、かつて幾萬歳をか経たり
運に任せて林泉に逃がれ、
棲遅して観ずること自在なり
巖中、人到らず、白雲、常に愛逮(あいたい)たり
細草を臥褥(がじょく)となし、青天を被蓋(ひがい)となす
快活に石頭に枕し、天地の変改するに任す